辞めたい気持ちが止まらないアラフィフ女性へ|私が正社員を辞めて“不満”より“不安”を選んだ理由


このまま定年まで働いて、本当に後悔しない?
仕事に大きな不満があるわけではないけれど、
・お金のためだけに働いている
・やりたい仕事ではない
・1日の大半を仕事に費やしている
・自分の時間がほとんどない
・職場の人間関係にストレスを感じている
・本来の自分を出せていない
そんな生活を、何年も当たり前のように続けていました。
アラフィフ女性は、子どもの教育費が落ち着きはじめ、親の介護や自分の健康、残りのキャリアを意識し始めます。
「辞めたいけど、不安…」
それでも私は、不満だらけの毎日より、不安でも自分の人生を選びました。
退職に踏み切ってから1年。
後悔している?と聞かれたら・・・
まったくしていません!
ようやく、自分の気持ちに素直に、納得できる生き方ができていると感じています。
この記事では、当時の葛藤や不安、そして退職後の変化をリアルに振り返ります。
- 仕事を辞めたいけど、一歩踏み出せない
- 辞めた後の生活が不安
- やりたいことが見つからないままでいいのか悩んでいる
そんなあなたの背中を、少しでも押すことができたら嬉しいです。
元銀行員28年間→パート勤務&ブログ挑戦中。
自分の時間、家族との時間、感動する旅が大好き。
40〜50代女性が自分らしく自由に生きるヒントを発信しています。
目次
アラフィフ女性が正社員を辞めたい本当の理由

アラフィフになり、「正社員を辞めたい」と感じる理由は、人によって違いますが、多くは共通しています。
- 体力的な限界:通勤や長時間労働がつらい
- 人間関係の疲れ:上司や部下との板挟み
- やりがいの低下:同じ業務の繰り返し
- 自分の時間がない:やりたいことに時間を使えない
私の場合は、特に「自由な時間がほしい」という思いが強く、やりがいのない仕事に大半の時間を費やしていることに不満を感じていました。
正社員を辞めることで得られる意外なメリット|私の体験談

正社員を辞めると収入は減りますが、それ以上に得られるものがありました。
私の場合は特に、「自由な時間」と「心の余裕」が大きなメリットでした。
- 時間の自由:平日の午前中に家事や趣味に時間を使える
- 心の余裕:通勤や職場の人間関係のストレスから解放される
- 新しい挑戦の時間:ブログや副業など、自分のやりたいことに取り組める
朝の通勤ラッシュから解放され、平日の昼間にスーパーに行ける小さな自由が、想像以上に幸せを感じさせてくれました。
正社員を辞めたことで、生活のリズムや時間の使い方が大きく変わり、自分らしい暮らしを手に入れる第一歩になったのです。
正社員を辞めるデメリットと後悔しないための準備

一方で、正社員を辞めることにはデメリットもあります。
- 収入の減少:家計の見直しが必須
- 社会保障の変化:健康保険・年金の負担増
- キャリアの空白:再就職のハードルが上がる可能性
私の場合は、退職前に次の準備をしました。
- 半年分の生活費を貯金
急な出費や収入減に備えて、生活費の6か月分を確保。 - 固定費の見直しで月5万円削減
家計簿アプリを活用し、無駄な支出や高額な契約を整理。
こうした準備をしておくと、退職後も経済的に余裕を持ちながら、新しい働き方や自分の時間を楽しむことができます。
お金の不安を減らすことは、精神的な安心感につながり、後悔のない退職への第一歩です。

正社員を辞める決断の前に私がやったこと

退職に踏み切る前、私は「お金」と「やりたいこと」の両方を整理しました。
迷わず行動するために、次のステップを踏んで準備しました。
毎月の生活費をシンプルに
退職後の生活を安心させるため、家計簿アプリ「マネーフォワードME」を使って毎月の収支や貯蓄を把握しました。
- 固定費の見直し・削減
- 無駄な支出の整理
これだけでも、退職後の生活に必要な費用感が明確になり、不安がぐっと減りました。
今後必要な教育費を把握
子どもの学費や教育費を計算し、退職後に必要なお金を確認しました。
必要資金を明確にすることで、収入が減っても生活できるという安心感が生まれました。
やりたいことを見つける
退職後の時間をどう使いたいかを考え、SNSで同年代女性の働き方を参考にしました。
その中で、「私もやってみたい」と思えることを見つけ、Instagramでの発信に挑戦することを決めました。
資格取得で可能性を広げる
退職後に役立つかもしれないと思い、保育士資格とFP3級を取得しました。
資格を持つことで、新しい働き方や挑戦の幅が広がると感じています。
アラフィフ女性におすすめの新しい働き方|退職後も安心して収入を得る方法

退職前にお金とやりたいことを整理したら、次は「実際にどう働くか」を考えましょう。
アラフィフ女性でも、会社員以外に選べる働き方はたくさんあります。
- パート勤務:生活リズムに合わせて働けるため、自由時間も確保しやすい
- 在宅ワーク:得意なスキルを活かして、自分のペースで働ける
- 副業(ブログ・ハンドメイド販売など):少しずつ収入の柱を増やせる
私の場合は、パート勤務をしながら、ブログに挑戦中。
長年同じ仕事をしていたので、いろんな仕事をすることは、新鮮でもありました。
自分のやりたいことを選べ、経済的にも精神的にも安心感が増し、自由な時間を確保しながら働くことが可能になりました。
まとめ|辞めたい気持ちと不安、どちらを選ぶか

辞めたい気持ちがあるのに我慢して働き続けると、せっかくの人生がもったいないです。
不安があっても、家計の見直しやこれからの働き方を考える準備をすれば、一歩を踏み出す勇気が持てます。
私は、不満より不安を選びました。
アラフィフでも、新しい働き方や生き方を始めるのに遅すぎることはありません。
自由な時間や心の余裕を手に入れながら、自分らしく歩む人生は、想像以上に豊かです。
きっかけをくれた3冊の本
退職やこれからの生き方を考え始めたときに、背中をそっと押してくれたのが、これから紹介する3冊の本です。
- 「このままの働き方でいいのかな?」と悩んでいる
- 「やりたいことが見つからない」と焦っている
- 「お金のことが不安で動けない」と足がすくんでいる
そんな方にこそ、ぜひ手に取ってほしい本です。
『お金の大学』両@リベ大学長 著
“働き方”を見直す中で、一番の不安だったのが「お金」のこと。
この本では、税金や保険、投資など、学校では教わらなかったけれど、人生に欠かせないお金の知識を、とてもわかりやすく学べます。
読み進めるうちに、「知らないから不安だったんだ」と気づき、行動する勇気が湧いてきました。
『明日死ぬかもよ?』ひすいこたろう著
「死と向き合うことで、人生の優先順位が見えてくる」
何げない毎日が、かけがえのない“今”だと気づかせてくれる一冊です。
『夢をかなえるゾウ』水野敬也著
「夢を叶えるには、小さな行動を積み重ねることが大切」
行動することでしか人生は変わらない、という当たり前を思い出させてくれました。
「このままでいいのかな」と思ったとき、ほんの少し立ち止まって、自分と向き合う時間を持つことは、人生を変える第一歩になるかもしれません。