【実体験】固定費見直しだけで月5万円節約!アラフィフ主婦が退職後にやったこと


会社を辞めたら生活水準を下げなきゃ・・・
退職する前は、お金のことばかり考えていました。
でも結論、固定費の見直しだけで月5万円を捻出でき、生活の満足度は落ちませんでした。
退職後にやったことは、
- スマホを格安SIMへ
- 不要な保険の解約・保障の最適化
- 電気・ガスの料金プラン見直し
- サブスク一斉整理
- 固定電話と新聞の解約
この記事では、固定費削減で 月5万円を生み出した手順と続けるコツ をお伝えします。
- 我慢せずに家計をスリム化したい人
- 共働きを見直して自分の時間を増やしたい人
- 老後資金や教育費が気になり、固定費から賢く削りたいアラフィフ
こんな方へ、今日から実践できる方法をお届けします。
中央銀行に28年間勤務し、48歳で早期退職。現在はパートをしながら、ブログやSNSで「お金との上手な付き合い方」を発信しています。
目次
結論:固定費だけで月5万円の内訳(実数/月額)
- 通信費(格安SIMへ):約10,000円 → 6,360円(▲3,640円)※家族4回線
- 保険(解約):14,000円 → 0円(▲14,000円)
- 電気・ガス(プラン見直し):目安▲5,000円
- サブスク(美容系・動画配信の解約):
21,000円 → 0円(▲21,000円) - 固定電話・新聞(解約):6,000円 → 0円(▲6,000円)
合計:▲49,640円/月(電気・ガスは目安。四捨五入で約5万円)
それぞれの具体的な方法をご紹介します。
通信費:スマホは格安SIMへ

ビフォー→アフター:約10,000円 → 6,360円(▲3,640円)※家族4回線分
乗り換え手順
- 現契約のMNP予約番号を取得
- 乗り換え先でSIM申し込み(回線数分)
- 本人確認→SIM到着→回線切替(Webで数分)
- 端末のAPN設定で開通
- 家族分のデータ/通話オプションを最終調整
※ 実作業は合計3〜4時間、開通は1〜2日で完了。
プラン選びのコツ
- 家族合計で必要GB→余裕+1〜2GB
- 5分/かけ放題は利用実態で判断
- 自宅や職場の電波実績を事前に検索
我が家は 日本通信SIM に乗り換えました。
無駄のないお得なプランが充実しています。
注意点
- キャリアメール利用中は代替(Gmail等)へ
移行後は、キャリアメールの解約も忘れずに! - 端末のSIMロックと分割残債を確認
保険:不要は解約、必要は“最適化”

ビフォー→アフター:14,000円 → 0円(▲14,000円)
チェックリスト
- 貯蓄型の積立目的が他と重複していないか
- 医療・がんの重複特約はないか
- 世帯の保障額がライフイベントに合っているか
見直しの考え方(私の基準)
- まず 公的保障(高額療養費・遺族年金等) を把握
- 一時的に大きな損失が出るリスクのみ民間でカバー
- 積立はNISA等の資産運用に分離
注意点
- 解約返戻金/満期金の把握
- 保障の空白期間を作らない(切替→解約の順)
電気・ガス:料金プランを見直す

削減目安:▲5,000円/月
比較のコツ(かんたん3ステップ)
- 現在の使用量をメモ
電気=kWh/月、ガス=m³/月。
検針票やアプリで 「直近1か月」と「前年同月」 を控える。 - 同じ式で「総額」を試算
総額 = 基本料金 +(従量単価 × 使用量)
例)電気300kWh、単価27円、基本1,000円 → 約9,100円
候補プランでも同じ式で計算→差額だけを見る。 - セット割・特典は「年間」で判定
初月〇円・数か月だけ割引は除外。
1年の合計で安いか/解約金の有無までチェック。
メモ(迷ったらここだけ)
- 時間帯別プランは「夜に使う家か?」で決める(夜型なら検討、違うなら通常でOK)。
- 申込はWebで約30分、切替は検針日基準で自動。
- キャンペーンは「実質無料」の条件(最低利用期間など)を必ず確認。
申し込み〜切替
- Webで申込30分 → スマートメーター*は工事不要が多い
*電気の使用量を自動で送る、通信機能つきデジタル電気メーター - 切替は検針日基準で自動反映
注意点
- 違約金/最低利用期間の有無
- 冬季・夏季の季節変動を見込んで判断
サブスク:一斉整理で“気づかぬ固定費”を断捨離

ビフォー→アフター:21,000円 → 0円(▲21,000円)
契約しているサブスクの洗い出し
- 動画配信サービス(Netflix/Amazonプライム)
- 音楽・オーディオ(Spotify/Apple Music)
- クラウド・ストレージ(iCloud/Google One)
- ソフト・アプリ(Adobe/Microsoft 365/Canva Pro)
- 美容・健康の定期購入(コスメ定期便/サプリ/サロン会員)
残す・やめる基準(3つだけ)
- 週1回以上使っているか
- 無料/代替で代わりがきくか
- 一年の満足度が価格に見合うか
管理ルール
- 契約は1枚のクレカに集約(家計簿で可視化)
- 更新月のカレンダー登録で惰性継続を防止
固定電話・新聞:家の“当然”を見直す

ビフォー→アフター:6,000円 → 0円(▲6,000円)
家族の使い方を見直した結果、固定電話と新聞は不要と判断。
やめた具体的理由と代替は以下のとおり。
固定電話をやめた理由
- 使用頻度がほぼゼロ(必要な連絡はスマホで完結)
- 着信の多くが営業電話でストレスと手間だけ残る
- 家族全員の携帯で代替できると判断
*必要な連絡先(学校・宅配・自治会など)はスマホ番号へ更新しておくと安心。
新聞をやめた理由
- 月数千円の価値を感じられない(読めない日が続くともったいない)
- 広告チラシはそのまま廃棄が多く、資源も手間もムダ
- 主要な記事はネットで読める(公式サイト・ニュースアプリ等で十分)
*ニュースは「公式アプリ+キーワード通知」で必要な情報だけ拾う運用に変更。
固定費見直しを“習慣”にするコツ

一度削った固定費は、放っておくと少しずつ増殖します。
年1回のチェックで、節約を「続く仕組み」に。
年1回見直す日を決める
毎年 ○月○日 = 固定費点検日に設定。
通信/保険/電気・ガス/サブスク を確認し、前年同月と比較します。
この時、家計簿アプリ(マネーフォワードME)で管理していると確認しやすい。
値上げのサインを逃さない
- 料金改定メールは必ず開く
- アプリで使用量の急増を通知設定
- 電気・ガスは季節変動を見て判断(同月比較)
家族に“無理強い”しない(合意形成のコツ)
我が家は新聞の解約に時間がかかりました。
夫が必要としていたからです。
自分だけが「ムダ」と思っても、家族が納得していなければ無理に解約しない。
まずは説明と代替案で合意を作ってから進めましょう。
まとめ|満足度はそのまま、支出だけ軽く
固定費の見直しは、一度の作業で長く効くのが最大のメリット。
今回、我が家は月49,640円(四捨五入で約5万円)の削減に成功しました。
まずは効果が大きい1項目から——おすすめは通信(格安SIM)とサブスク整理。
今日の5分が、来月からの 自動で貯まる仕組み になります。
固定費カットの“土台”になった一冊
固定費の削減、NISAや保険の見直しなど、私の「お金の知識」はこの本でつきました。
実際、ここで学んだ手順どおりに動いただけで固定費は月49,640円カット。
家計の見える化が進み、資産も上昇傾向になりました。(※個人の感想です)
『改訂版 お金の大学』両学長 リベラルアーツ大学 著
「貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う」の5つの力をわかりやすく学べる一冊。
読むだけでお金の基礎が身につき、漠然とした不安が「行動できる安心」に変わります。