正社員を辞めてパート主婦に。40代女性が感じたメリットとデメリット


このまま定年まで働き続けるのかな…?
40代後半になって、ふと立ち止まる瞬間はありませんか?
会社に大きな不満があるわけではないけれど、子育てが落ち着き、これからの人生を自分のために使いたいと思うようになりました。
でも、ネックになったのは「お金の不安」。
正社員を辞めたら生活はどうなる?後悔しない?
そんな迷いと葛藤の中で、私は思い切って退職し、今はパート主婦として働いています。
この記事では、正社員を辞めてパート主婦になった私が実際に感じているメリットとデメリットを、お伝えします。
あなたが「辞めたいけど迷っている」その気持ちに、少しでもヒントを届けられたら嬉しいです。
正社員を辞めて感じたメリット
正社員を辞めてパート主婦になった私が、実際に感じたメリットは大きく5つあります。
40代後半での転身は不安もありましたが、振り返ってみると、辞めたことで得られたものもたくさんありました。
自由な時間ができた
まず何よりも大きかったのは、自由な時間が増えたことです。
これまでは仕事や家事に追われて、自分の時間を持つことがなかなかできませんでした。
しかしパートになり、勤務時間が短くなったことで、家事や趣味、そして自分のやりたいことに気付くことができました。
心のゆとりが生まれ、生活にメリハリができたのを実感しています。
心に余裕が生まれた
仕事のプレッシャーや責任感が軽減されたことで、精神的にかなり楽になりました。
正社員時代は常に気を張っていたのが、パートになってからは気持ちに余裕ができ、家族や友人との関係も良好になりました。
精神的な安定は、日々の生活の質を大きく変えてくれます。
お金とじっくり向き合えるようになった
時間ができたことで、家計の見直しや節約、そして少額からの投資にも挑戦できるようになりました。
正社員の頃は忙しくて気にしていなかったお金のことに、じっくりと向き合い、
無駄遣いを減らしたり、将来への資産形成を始めたことは大きなメリットです。
他人の目を気にせず、自分に価値があるものへお金を使えるようになった
正社員時代は綺麗な格好をして、周囲の目や常識に縛られていた部分がありましたが、今は自分が本当に価値を感じることにだけにお金と時間を使うようになりました。
例えば、旅行や親孝行、趣味のための出費は躊躇なくできるようになり、より充実した暮らしを送れています。
プレッシャーの少ない職場でのびのび働けるようになった
パート先では責任が少なく、正社員の時のような緊張感がありません。
自分のペースで働けるため、仕事自体も楽しめるようになりました。
無理せず長く続けられる働き方として、とても満足しています。
不安もあったけれど、こうしたメリットを実感できた今、私は心から「辞めてよかった」と思っています。
パート主婦になって感じたデメリットと悩み
正社員からパート主婦に働き方を変えて、多くのメリットを感じる一方で、40代後半の私には生活や心の面での悩みもありました。
ここでは、実際に感じたデメリットをお伝えします。
収入が大幅に減ったことによる不安
正社員時代と比べて、収入は約4分の1に減少しました。
これにより、生活費のやりくりや将来の貯蓄に対して不安を感じるようになりました。
特に急な出費があると、心がざわつくこともあります。
稼げていない自分への焦りと自己肯定感の低下
収入が減ったことで「自分はこれでいいのだろうか」という焦りが強まり、自己肯定感も低くなりました。
稼げていない自分は価値がない!と感じることが多く、会社員時代より自信が持てなくなりました。
休日でもゆっくりしてはいけないという罪悪感
自由な時間が増えても、「休んでばかりはいけない」と自分を責めてしまうことがあります。
今まで平日は仕事をしてたので、ゆっくり過ごすことに抵抗があり、「何かしなければ」「無駄にしてはいけない」と自分を追い込んでしまうこともあります。
それでも、こうした気持ちも含めて「自分と向き合う時間」を持てたことは、大きな意味があったと感じています。
まとめ|自分の人生は、自分で決めていい
正社員を辞めてパート主婦になったことで、自由な時間や心のゆとりを手に入れましたが、一方で、収入の減少や自己肯定感の低下といった悩みも経験しました。
しかし、私の選択は間違っていなかったと確信しています。
なぜなら、自分の人生を見つめ直し、自分にとって本当に大切なものに時間とお金を使えるようになったからです。
何が正解かはわかりません。
続けることにも、辞めることにも、それぞれの良さがあります。
だからこそ、自分の心に正直になって「どう生きたいか」を考えることが大切だと思います。
迷っているあなたへ。
他人の価値観ではなく、自分の選択に自信を持って大丈夫。
人生は、誰かのものではなく、あなた自身のものだから。
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