体験記
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収入が減るのが怖いあなたへ。私が会社を辞めても後悔していないわけ

utakochan19751014@
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正社員を辞めたいけれど、収入が減るのが怖くて踏み出せない・・・
そんなふうに感じている40〜50代の女性は多いのではないでしょうか

私自身、28年間勤めた会社を退職する時、何よりもお金の不安がありました
「本当にこの決断で大丈夫?」「収入がなくなってもやっていけるのだろうか」

うたこ
うたこ

やっぱり“お金”が一番の心配ですよね…

やりたいことがあったので、そう自問自答を繰り返しながら、不安を抱えたまま退職を決意

退職してから約1年。収入は減りましたが、生活水準はほとんど変わっていません
むしろ、時間と心のゆとりが生まれたことで、以前よりも幸福感を感じることが増えたように思います

この記事では、正社員からパート主婦になった私が、
退職前に抱えていたお金の不安とどう向き合ってきたか、
そして、収入が減っても生活水準を落とさず暮らせている理由、
お金の不安を少なくする「お金の使い方」「価値観の変化」などをお伝えします

収入が減るのが怖かった。でも、怖がっていたのは「漠然とした不安」だった

正社員を辞めようと思ったとき、頭に浮かんだのは
「収入が減るのが怖い」という気持ちでした

普段の私は、あまり深く考えすぎず「なんとかなるでしょ」と思うタイプ
でも、そのときばかりは違いました

我が家の収入が半減する・・・
この現実から目をそらすことができず、不安に押しつぶされそうでした
(それでも辞めたい気持ちが勝ったのですが…)

でも、いざ不安の正体を突き詰めてみると、
実は「収入が減る」という漠然としたイメージだけに振り回されていたのです

そもそも、毎月の生活費がいくらかかっているのか、
我が家にどれくらいの貯蓄があるのか、
まったく把握していなかったんです
(これでも元銀行員…笑)

退職後、ようやく「お金」と向き合い始めた

銀行員として働いていた私ですが、共働きで毎月安定した収入があったため、
正直、お金の管理は「なんとなく」で済ませていました

退職後、お金の不安をなくしたいと思い、ようやくお金と向き合いはじめました

私が退職後に取り組んだこと

  • 我が家の総資産を把握
     給与振込口座など、複数あった銀行口座を一つに集約
  • 毎月の生活費を把握
     家計簿アプリを導入して、毎月の支出を記録
     何にお金を使っているのかを明確に
  • 無駄をなくす
     生活費を見直し(主に固定費)
     本当に必要かどうかを考え、不要なものは解約
  • 投資をはじめる
     難しそうという固定観念を捨て、勉強を始めた
     貯金よりだいぶいいことを知る

今まで避けてきた「お金のこと」と向き合うようになってから、
漠然と抱えていた不安は、少しずつ無くなっていきました

収入が減って変わった!お金の使い方と価値観

お金と向き合うようになり、お金の「使い方」と「価値観」が大きく変わりました

収入が減ると、「節約してお金を使わないようにする」と考えがちですが、
意識したのは、「価値があることにお金を使う」ということ

  • 高くても、自分にとって意味があるなら買う
  • 安くても価値を感じないなら買わない

そんなふうに基準を変えると、お金を使うときの躊躇や罪悪感、
「もったいない」という気持ちも減っていきました

そして、収入が減っても満足感はむしろ高まったのです

価値あるお金の使い方

退職した年は、娘が学生生活最後の年でした
お金はまた稼げるけど、今しかない時間は戻ってこないので、家族で海外旅行にいきました

「収入が減ったのに海外旅行なんて…」と迷いもありましたが、
「今しかできない思い出作り」は何よりも価値がありました

また、母との時間も取るように
共働き時代はなかなか2人で旅行する時間がなかったですが、
今はできるだけ母の「行きたい」を叶える時間をつくっています
親孝行は、できるときにしておくべきだと心から思います

それから、歯の自費治療も思い切って決断しました
夫婦そろって50歳目前、昔治療した歯が悪くなり、どうせなら長持ちする自費治療に

夫婦合わせて約100万円の治療は最初は高額に感じたけれど、
再治療のリスクが減ることを考えると、長い目で見れば納得のいく投資でした

手放したお金の使い方

一方で、「これは本当に必要?」と思ったものは、どんどん手放しました

  • 積立型の生命保険(夫婦で解約)
  • なんとなく続けていた美容系のサブスク
  • 車の車検はディーラーから整備工場へ
  • 新聞、固定電話、大手キャリアのスマホもすべて解約

「誰かのすすめ」や「ずっと続けてきたから」という理由だけで払っていたものは、意外とたくさんありました
今は、「自分たちにとって本当に価値があるか?」を基準に、お金を使うようにしています

お金と向き合ったからこそ得られた安心感

お金の使い方を変えたことで、生活はぐっとシンプルに
そして何より、お金の不安が減ったことで、心にも余裕が生まれました

退職前は、「収入が減る=不安」と思い込んでいましたが、その不安は単なる「思い込み」でした

大切なのは、どれだけ稼ぐかより、どう使うか
そう気づけたことで、私の暮らしの満足度は確実に上がりました

パート主婦のリアル家計。わが家の生活費を公開!

正社員を辞めてパートになった今、わが家の家計はどんなふうに変わったのか?
現在の生活費を紹介します

支出を見直したことで、無理なく生活することができています
今では毎月の生活費に余裕ができ、投資もはじめています

夫婦それぞれの収入と、毎月の生活費(ざっくり計算)

現在のわが家の手取り収入は、夫婦合わせて月47〜49万円です。

  • 夫:月収37〜39万円(手取り)
  • 妻:月収約10万円(パート・手取り)

そこから支出している毎月の生活費がこちら

項目金額(円)
住居費50,000
水道・光熱費20,000
通信費(家族4人分)15,000
食費60,000
日用品費20,000
医療費30,000
ガソリン代20,000
夫のお小遣い50,000
私のお小遣い50,000
レジャー費50,000
投資100,000
合計465,000

※特別費は含まず、毎月の固定的な支出のみを掲載しています

毎月の収入ではまかなえない「特別費」

日々の生活は毎月の収入内でやりくりしていますが、
学費や保険料、税金などの「特別費」は別途、貯蓄から支出しています

  • 子どもの大学の学費:年間 約120万円(あと2年で卒業予定!)
  • 健康保険(任意継続):年間 約44万円(来年からは国民健康保険に切り替え予定、安くなるはず)
  • 国民年金(私の分):年間 約21万円(もうすぐ息子の分もスタート…)
  • 歯の自費治療(夫婦):約100万円(思い切って決断しました!)
  • その他:固定資産税、車検など

なお、私は現在「夫の扶養には入らず」、自分で健康保険料を全額負担しています(約4.5万円/月)
その分負担はありますが、「自分でしっかり稼ぎたい」という思いがあるので納得しています

正社員を辞めた今でも、こうして無理なく暮らせているのは、
家計と向き合い、「自分たちにとって必要なお金」と「手放せるお金」を見極めたからだと思います

まとめ:収入は減ったけど、心は豊かに!お金の不安と向き合い見つけた“本当の満足”

正社員を辞めてパート勤務になり、収入は大きく減りました
でも、生活の満足度はむしろ上がったと感じています

その理由は、「お金の不安」と正面から向き合ったことで、
自分が何にお金を使いたいのか、どう生きたいのかがはっきりしたからです

たとえば──

  • 必要な支出にだけお金を使う
  • 特別な出費も、事前に備えておけば怖くない
  • 「今しかない時間」にこそ、お金を使う価値がある

以前は「お金を使う=不安」だったのが、今では
「お金を使う=価値を得る」に変わりました

もちろん、今の暮らしは贅沢ではありませんし、不安がゼロになったわけでもありません
でも、「お金とどう向き合うか」を意識することで、
これからも自分らしく、心地よく暮らしていけると感じています

お金の不安で会社を辞められないと思っている方へ──ほんの少しでも希望になればうれしいです

ABOUT ME
うたこ
うたこ
元銀行員のパート主婦
正社員からパート主婦になり、第二の人生満喫中。
価値あるお金の使い方、自由時間の楽しみ方をお届けします!
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