体験記
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仕事を辞めたい!でも不安…40代女性会社員がパート勤務へ踏み切れた理由

utakochan19751014@
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28年間勤めた銀行を退職し、現在はパート主婦として暮らしている、うたこです。

平日は仕事に追われ、休日は家事で終わる。

そんな生活を、何年も当たり前のように続けていました。

でも、ふとした瞬間、こんなふうに思ったんです。

うたこ
うたこ

このまま定年まで働いて、本当に後悔しないだろうか?

仕事に大きな不満があるわけではない。

でも、「なんのために働いているのか」と考えたとき、お金以外の価値を感じられなくなっていました。

うたこ
うたこ

このまま時間だけが過ぎて、人生が終わるときに後悔するんじゃないか・・・

そんな不安と焦りが、日に日に大きくなっていきました。

正社員を辞めることには、もちろん大きな不安がありました。

子どもの教育費、老後の生活に加えて、時には旅行やレジャーなど、“楽しむためのお金”も必要。

でも、「お金の不安から逃げずに、きちんと向き合おう」と決めて、

わが家の家計をひとつひとつ見直していくうちに、「この暮らしなら、やっていけるかもしれない」という小さな確信が生まれました。

そしてもう一つ、私の背中を押してくれたのが、「やりたいこと」が少しずつ見え始めたことです。

正直に言えば、本当にやりたいことが見えてきたのは退職してから。

でも、「もっと自分の時間を使って、自分の人生を生きたい」という思いは確かに芽生えていました。

そんな私の迷いを整理し、行動する勇気をくれたのが、2冊の本です。

1冊目は『あした死ぬかもよ?』。

「自分の死と真剣に向き合うことによって、後悔のない人生を送り、人生最後の日に笑って死ねるようになる」

というメッセージに、心が揺さぶられました。


もう1冊は『夢をかなえるゾウ』。

この本が教えてくれたのは、

「夢を叶えるには、知識や願望だけでなく、小さな行動を積み重ねることが大切」だということ。

やりたいことを見つけるにも、現実を変えるにも、まずは動くこと、その大切さを思い出させてくれた一冊です。

「仕事を辞めたいけど、不安で動けない…」そんな気持ちを抱えている方へ。

私自身の体験をもとに、考えたこと、行動したことをお伝えします。

同じように悩んでいる方のヒントになれば、うれしいです。

ふと立ち止まった40代後半。「このままでいいの?」のモヤモヤ

子どもが大学生になり、教育費のゴールが見えてきた頃。

「このまま定年まで週5日働き続けるのかな」と考えるようになりました。

やりたいことが明確になっているわけではないけど、自分の時間が欲しい。

ただお金のためだけに、週5日、決まった時間に会社へ行き、仕事をこなす。

気づけば毎日が会社と家の往復だけ。

「お金のためだけに働く人生は、本当に自分の望むものなのか?」

そんなモヤモヤが、少しずつ心の中で大きくなっていきました。

一番の不安は「お金」。辞めたらどうなる?が頭をよぎる

仕事を辞めたいと思っても、すぐに行動に移せなかった一番の理由。

それはやっぱり、「お金の不安」でした。

収入が減ったら、生活はまわるのか。

子どもの教育費や老後の備え、

頭では「なんとかなるかも」と思いつつも、いざ現実的に考えると、

先の見えないお金の不安に、何度も立ち止まりました。

退職=収入ゼロになるかもしれない。

好きなことに使える余裕もなくなるのでは?

この選択で後悔しない?

そう思うと、今の生活を変えるのが怖くて、なかなか踏み出せませんでした。

まずは「現状を見える化」。家計を数字で把握してみた

お金の不安で動けなかった私が、最初にやったこと。

それは、わが家の家計を“数字で見える化”することでした。

なんとなくの感覚では「ムリそう」と思っていたけれど、

実際に1か月の支出と収入を書き出してみたら、意外な発見がありました。

たとえば、思っていたより固定費が高かったり、

「これなら削れそう」という項目が見えてきたり。

子どもの教育費も、必要な時期と金額を整理することで、ゴールが明確になりました。

今までどんぶり勘定だった生活費を見直し、旅行・家電の買い替えなどの特別費もリスト化

こうして、「何に、どれくらいのお金が必要なのか」を具体的に把握していくうちに、

「もしかしたら、今の生活を続けなくてもやっていけるかも」という感覚が芽生えてきたのです。

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生活の優先順位を見直す。お金より大切なことが見えてきた

家計を見える化して、「思っていたよりも何とかなるかもしれない」と感じた頃。

少しずつ、「これからの人生、何を大切にして過ごしたいか」を考えるようになりました。

これまでは、家族のため、生活のために、当たり前のように週5日働いてきたけれど、

気づけば、自分の“やりたいこと”は後回しのまま

それが当たり前だと思っていたのです。

でも、「本当にこのままでいいのかな?」

そんな気持ちが心の中に残り続けていました。

何よりも大きかったのは、

「お金のために時間を削って働き続けること」が、自分にとって幸せなのか?

と真剣に考えるようになったこと。

周囲では親の介護が始まる人も増え、自分自身の体力や健康も、20代の頃のようにはいかないと感じていました。

人生には限りがある。

そう気づいたとき、

「これからは、お金だけじゃなく“時間”も大切にしたい」と思うようになったのです。

パート勤務を選んだ今。自由な時間が生んだ豊かさ

正社員を手放すのは勇気がいりました。

でも今、パート勤務という働き方を選んだことで、心から感じているのは、

「時間にゆとりがあるって、想像以上に豊かなこと」という実感です。

平日の昼間にスーパーで買い物ができる。

ふと思い立って、母と旅行に行く計画が立てられる。

こうした“ちょっとした自由”が、毎日の暮らしに心の余裕をくれました。

もちろん、収入は減りました。

でも、支出を見直し、お金の使い方にメリハリをつけたことで、

「今あるお金で楽しむ工夫」もできるようになってきました。

何より、自分の気持ちに素直に生きられるようになったことが、一番の変化かもしれません。

「やりたいこと」に少しずつ向き合いながら、

「本当に大切にしたい時間」を大事にできる今の暮らしに、とても満足しています。

まとめ|お金と向き合った先に見えた、“本当の豊かさ”

「正社員を辞めたいけど、不安で踏み出せない」

かつての私も、まさにその気持ちでいっぱいでした。

でも、お金の不安から逃げずに家計を“見える化”し、

「これから何にお金が必要なのか」「どれくらいなら減収でも暮らせるのか」を整理したことで、少しずつ心が軽くなっていきました。

そして、「自分はどう生きたいのか」を考える時間を持ったことで、

お金以上に大切にしたいもの

“自由な時間”や“心のゆとり”に気づけたのです。

きっかけをくれた2冊の本

『明日死ぬかもよ?』ひすいこたろう著
「死と向き合うことで、人生の優先順位が見えてくる」
何げない毎日が、かけがえのない“今”だと気づかせてくれる一冊です。



『夢をかなえるゾウ』水野敬也著
「夢を叶えるには、小さな行動を積み重ねることが大切」
行動することでしか人生は変わらない、という当たり前を思い出させてくれました。



「このままでいいのかな」と思ったとき、ほんの少し立ち止まって、自分と向き合う時間を持つことは、人生を変える第一歩になるかもしれません。

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うたこ
うたこ
元銀行員のパート主婦
正社員からパート主婦になり、第二の人生満喫中。
価値あるお金の使い方、自由時間の楽しみ方をお届けします!
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