体験記
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正社員を辞めても大丈夫?お金の不安と戦いながら選んだ“自由な時間”という選択

utakochan19751014@
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こんにちは。
正社員を辞めて、お金と時間の使い方を模索中のうたこです。

今回は、私が28年間勤めた銀行を退職するまでの葛藤や不安、そして最終的に退職を決断した理由についてお話しします。
また、退職してから1年が経った今、どんなふうに生活や気持ちが変わったかも、正直にお伝えします。

今、「会社を辞めたいけれど不安が大きくて決断できない」と感じている方に、少しでも参考になれば嬉しいです。

辞めたいのに辞められない葛藤

「正社員を辞めたい」
でも、なかなか決心できない。

その理由は、大きく2つありました。

お金の不安

私は夫と共働きで家計を支えてきました。
結婚と同時に組んだ35年のマンションローンは、努力して10年で完済。

旅行が大好きで、毎年家族で海外旅行へ。海外が難しい時期には、国内旅行やディズニーランドを楽しんできました。
そして子ども2人を私立大学に通わせていました。

日常生活は決して贅沢ではなかったけれど、金銭的には安定した暮らしを送っていたと思います。
でも、私が正社員を辞めるとなると、世帯収入は単純に半減します。
しかも、子どもはまだ在学中。タイミング的にも不安が大きく、本当に悩みました。

周囲の声

私は大手銀行に勤めていたため、

「もったいない」
「そんな安定を手放すなんて」

という声が想像以上に多く、心が揺れました。

「“銀行員”という肩書きがなくなったら、何も残らない」
「お金を稼げない私は、価値がない」
そんなふうに感じることもありました。

一方で、仕事にやりがいを感じられなくなっていたのも事実。

定年まで勤め上げれば、安定した収入と年金が得られます。
でも、「何かにチャレンジしたい」という気持ちは、その時まで残っているでしょうか?

そんな思いが行ったり来たり。
最終的に退職を決断するまで、1年以上迷い続けました。

人生が終わるときに後悔したくない

「自分のやりたいことって何だろう?」
そう聞かれて、はっきり答えられる人は意外と少ないのではないでしょうか。

実は私も、特別な夢があったわけではありません。
ただ日々の仕事をこなして、週末や連休には旅行を楽しむ。
そんな毎日に不満はなかったのです。

でもある日、女性起業家さんのインスタライブを見て、心が大きく揺さぶられました。
会社員じゃなくても、自分の力で稼ぐ道がある。
「私もやってみたい!」
「私にもできる気がする!」
「やらないで後悔するくらいなら、やって後悔したい」
「このまま人生を終えたら、後悔するかもしれない」

そう思った瞬間から、職場でこなす作業時間が急にもったいなく感じられました。
「私はこの時間に、何を生み出しているんだろう?」
「この収入に、私の大切な時間を費やす価値はあるのだろうか?」

そして決断!
人生最後の時に後悔しないように!
48歳、挑戦の始まりです。

正社員を辞めて1年。今の私が思うこと

「後悔していない?」と聞かれたら、
即答はできないけれど、こう答えます。

「後悔してない!」

なぜなら、この1年間で得られた時間は、正社員のままだったらきっと手に入らなかったからです。

子どもと過ごす穏やかな時間

子どもたちが小さい頃は保育所通い、私はフルタイム勤務。
週末は家事と習い事でいつもバタバタでした。

でも今は、一緒にご飯を食べたり、たわいもない話をしたり。
特別なことはないけれど、その時間がとても幸せだと感じます。

親孝行や親戚との時間

平日に母と買い物に行ったり、旅行に行けるようになりました。
これまでなかなか取れなかった親孝行の時間。

義両親や叔母・いとこにも、以前より頻繁に会いに行くようになりました。
元気なうちに会いに行って、できることはしておこうと思います。

行きたい時に、いつでも旅行できるように

旅行好きの私にとって、自由な時間はかけがえのない宝物。
正社員の時は休暇を取るのに気を使っていましたが、今は自分の好きな時に旅行ができるように。

時間に追われない旅は、心にゆとりをもたらしてくれます。

自分の目標を達成するための時間

そしてもう一つ、一番やりたかったこと、
「自分で稼ぐ力」をつけるための時間です。

正直、「稼ぐ力」はまだついていません。
今の収入はパートのみ。
でも少しずつですが、できるようになったことは増えてきています。

この目標に向かって、諦めず突き進みます!

最後に|退職を迷っているあなたへ伝えたいこと

「なぜ辞めたいのか?」
その理由は人それぞれです。

  • 今の仕事にやりがいを感じられない
  • 人間関係がつらい
  • 他にやりたいことがある

どれも立派な理由です。

だけど、

自分から動かない限り、現状は変わりません。

辞めて後悔するかもしれない。しないかもしれない。
それを選ぶのも、決めるのもあなた自身です。

私もたくさん悩みましたが、最後は「自分が納得できるかどうか」が決め手でした。
ここからは、私が実際に向き合った3つのテーマをお伝えします。

お金の不安にどう向き合ったか

まずは、年間の生活費・子どもの学費を試算。
夫の収入・私のパート収入・貯蓄をすべて確認し、
「本当にやっていけるのか?」を現実的に検証しました。

不安はゼロにはなりませんが、「大丈夫」と思えることが、安心感につながりました。

周囲の反対にどう対処したか

親からは「もったいない」、子どもからは「なぜ今?」と言われました。
でもこれは、親や子どもの人生ではなく「私の人生」です。

最後に後悔しない選択をしたい。
その思いで、少しずつマインドを整えていきました。

大手企業の肩書きとの決別

「大手銀行に28年勤めた」という肩書きは、自分の一部。
たとえ今は稼げなくても、大手企業でなくても、

私には、私にしかない価値がある

そう思うようにし、肩書きを手放しました。

まとめ

私はまだ道の途中。
でも、一歩踏み出したことには確かな意味がありました。
ようやく自分の時間を、自分で決められる自由と出会えたのです。

これからも、諦めず夢に向かって進んでいきます。

会社を辞める決断は、本当に難しいですね。
現状の「不満」をとるか、先が見えない「不安」をとるか。

人生は一度きりです!
自分らしい人生を、一緒に楽しみましょう。

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うたこ
うたこ
元銀行員のパート主婦
正社員からパート主婦になり、第二の人生満喫中。
価値あるお金の使い方、自由時間の楽しみ方をお届けします!
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